うまい！安い！早い！王将わっほいな話

せっかく新潟市の方まで行ったので餃子の王将へ行ってきました。王将といえば「安い！うまい！早い！」の三拍子揃った店です。今時、この三拍子が揃うと三高揃ってるレベルでモテるのです。

シティーボーイの人は「王将？適当に石投げたら当たるほどあるよ？田舎なの？」と思うかもしれませんが田舎です。王将後進国新潟には数えるほどしか王将はないのです。

僕は小籠包と餃子とライス大盛とジャストサイズの王将ラーメンと麻婆豆腐を頼みました。餃子の食べ放題もやっていましたが一人で餃子を1000円分食べる変態は我が家にはいません。これはそういう変態に譲りましょう。

まず王将ラーメンを一口。固めの麺に豚骨ベースのこってり醤油スープが絡みます。口に入れた途端に広がる豚の脂の濃厚な味わい。たまりません。

次に麻婆豆腐。これはライスにかけていただきます。とろりとした麻婆豆腐のタレが豆腐のみならず米の一粒一粒までをコーティングしています。少しピリッとした味わい。濃いめの味付けがご飯によく合います。

餃子も忘れてはいけません。ラー油を入れたタレによく絡ませて一口。パリッとした焼き目とコシのある皮の対照的な食感。中からは肉の旨味のつまった肉汁が、噛む度に口の中に溢れ返ります。二口目からはタレをつけると具にタレが染み込んでまた違った味わいです。

最後に小籠包。見てるだけで中にどれほどのスープが入ってるのか、そそられます。アクセントのカラシを全体につけて、箸で持ち上げ。皮が破れました。Failed！

箸で持ち上げると僕の人格並みに中身と分裂した皮がその存在を表します。皮を口にいれると僕の情並みに薄い肉の残り香が口に広がります。そこで裸のままで残された肉の塊(具)を口に入れるとストレートな肉の味が僕をストライク。三つとも破れたのでスリーストライク。アウトです。

…………。