予測変換のキーワードが全然keyじゃない件
キーワード。つまりkey word(重要な語)。昨今の電子機器にはこれを提示する素晴らしいシステムがついています。そう。予測変換です。提示される語にはもちろん使用頻度の高い一般的な語が求められます。
例えば皆さんは「とりあえず」と言ってどんな言葉を連想しますか?一般的なところで言うと漢字表記であったり「取り換えず」などのタイプミスを予測しますが僕のスマホは「とりあえず吾平」と提案してきます。まあ、これは使わないこともないかもしれません。全国チェーンですからね。とりあえず吾平。
おかしいと思うものは他にもあります。「ふたつ」と言うと何を連想しますか。僕のスマホは「2つの働きカテキン烏龍茶」
2つの働きカテキン烏龍茶
これは違いますね。こんな言葉は普通使いません。そう思い他の予測変換を探すと、
2つの働きカテキン緑茶
「緑茶」
完全に無駄なレパートリーです。「ふたつ」と入力した人はカテキンが2つの効果を発揮することも、ましてや緑茶や烏龍茶の話をする気もないはずです。ちなみにカテキンと打った時点で選択肢に「カテキン烏龍茶」と「カテキン緑茶」が出てきます。健康への譲れない拘りを感じられます。
後は「こかこ」と打つと
- コカ・コーラ
- コカ・コーラゼロ
- コカ・コーラライフ
- コカ・コーラウエスト
- コカ・コーライーストジャパン
- コカ・コーラボトリング
- コカ・コーラセントラルジャパン
数々のコカ・コーラ関連キーワードに加え、
- 古賀ゴルフ場前
古賀ゴルフ場前
古賀ゴルフ場前
僕もつい調べてしまったこの「古賀ゴルフ場前」。どうやら2007年に廃止になった福岡県の駅である模様。奇しくも古賀ゴルフ場前は予測変換においてかの大企業、コカ・コーラと並ぶことになったのです。
その他の予測変換
- 県名を打つとその県のマイナーからメジャーまでの施設がでる。
- ちなみに「けんめい」と打つと賢明女子学院短期大学が出る。
- 企業名を打つとこっちが知らなかったその企業の関連事業まで予測変換で知ることができる。
- 「きぎょう」と打つと「企業団体献金」や「企業会計原則」などのどこで使うかよくわからない語が出る。
など。
最後に僕の名前の「まつ」と打ってみます。
- 末
- マック
- マッキントッシュ
- マッカートニー
- 松江しんじ湖温泉
- 松江フォーゲルパーク
- 松江イングリッシュガーデン前
- 松江温泉
- 松山市駅前
圧倒的松江。